「初音ミク作品」騒動、ドワンゴとクリプトンが“和解”コメント

■「ネット時代に即応した音楽著作権の処理について、共同で検討していく」(ITmedia News)

問題が起こってからその収束まで気になっていた「初音ミク作品」騒動。決着が付いたようです。ロゴ、サイトデザイン、文章、写真、イラストなど通常発生する著作権はもちろん、ユーザーによる著作物にも気を使わなくてはならない昨今、とても参考になるニュースでした。著作権は著作物を作った段階で発生する権利。明示しなくてもある権利です。そのため身のまわりでも、思わぬトラブルになったという例を耳にします。ここのところ、2つばかりそういったことを伺っていたので、なおのこと気になっていました。

また、両社の問題解決の仕方も参考になります。記事では「水に流して」と、個人的には少々悪意を感じる表現になっていますが、現実的な対応で見事。言った言わないの泥仕合にしないだけでなく、未来志向な合意は、ユーザー離れや盛り上がっているサービスのしらけをも回避しています。

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