駅前食堂の牛すじあんかけ麺

駅前食堂の牛すじあんかけ麺■西武新宿線新井薬師前駅に、重量級の伏兵

先日いただいた、駅前食堂の牛すじあんかけ麺(¥750)です。拝見しているブログで知り、いつかいってみたいと思っていた駅前食堂。ですがいつも見あたらず、おかしいと首をひねりながらも違うお店を利用していました。やっと見つけたお店は、入り口が狭く、見つからないはずだと納得。新井薬師駅を降り、正面のビルに向かって左側の一番端にありました。

猛暑の中の移動、お昼を過ぎた時間帯、そしてエアコンが動いているものの、あまり効いていない店内。熱さと空腹と、まるで東南アジアのどこかの国の食堂といった雰囲気に押されながら、オーダーをしました。後から思えば、この時、あんかけ麺とつけ麺を天秤にかけて、冷静に考えるべきだったのです。

カウンター越しに手渡されたお丼を見て、一瞬で状況を把握しました。重い=量が多い。そしてアツアツ…。その感覚は、いただき始めると確信に代わります。箸が重い。しめられてヒンヤリとしている麺、麺にしっかりとからみつく、とろみが強い熱々のあん。ようやく口に運ぶと、お醤油とダシがない交ぜになった、かなり濃い味が広がります。量が多く、そして大胆な濃い味付け。いきなり、駅前食堂の神髄に挑戦することになってしまいました。

写真をご覧いただくと、あんの温度がおわかりいただけるのではないでしょうか。一番最後にのせられた生卵の、白身がうっすらと白くなっています。

麺も多いですが、具も大降りです。画像左や下、なぜギョウザがトッピングされているのだろう?と不思議でしたが、箸でつまんでみるとキャベツが裏返しになっていたものでした。メインの牛すじも、大降りなのはうれしいのですがより濃く味付けがされており、あんの熱さもあって、ついグラスのお水を飲みたくなるほどです。

半分ほどいただいた後で、黄身をからめて味に変化をつけて食べ進め、どうにか完食しました。JR中野駅周辺でいうと、タブチに通じるような、特定の方向に針を振り切ったガテン系のランチでした。

★お店情報:東京都中野区上高田3-41-8、03-5380-5576、11:30 ?24:00、土曜日11:30?24:00、中休みあり、定休・日、祝

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