らーめんKaeruの塩らーめん

モバイルノートの様な立ち位置のラーメン

二郎系ラーメンが食べたくなり、中野ラーメンストリートから横に入った、らーめんkaeruへ行ってきました。券売機でメニューを決めるときに、ふと、これまで食べてきたラーメン立ちが思い浮かび、せっかくなので未食の塩ラーメン(¥800)にしてみました。

トッピングは脂、タマネギ多めです。

お丼が熱くなっていますのでご注意下さい、と声をかけながらラーメンが出されました。箸で麺をつかんでみて一瞬ひるみました。細麺です。塩ラーメンは、細麺なのですね。

らーめんKaeruの塩らーめん

まずは出されたまま、いただいてみます。脂をトッピングしたのですが、味の印象はすっきりとした物。塩ラーメンと言われて、なるほどと首肯する、塩のちょっぴりの辛さと甘さが良く出ているスープですね。脂も相まって、甘いラーメンとなっています。

しばらく食べ進めてみて、赤唐辛子と黒コショウを加えてみました。それでも、甘さが際立ちます。タマネギの火の通り加減もあり、トッピングされた野菜の甘さも加わっているのかもしれません。

本末転倒ですが、ラーメン用のタレも入れてみました。すると、これでもぶれない。ラーメンですと、調味料によって自在に印象が変わりますが、一転して塩ですとどっしりと揺るがないんですね。

二郎系初心者であれば、とても食べやすいと思います。量はもちろんあるのですが、細麺な分、良い様に錯覚してするすると食べられそう。味のパンチもライトで、口当たりがよいのでお箸が進むと思います。

一方二郎系ヘビーユーザーにしてみたら、シーンを選ぶメニューとなりそうです。体の調子を考えてそれでも二郎分を摂取したいというケースや、それこそたまには違ったメニューをという場合、ざっぱざっぱと麺をすすりたい場合などは選択肢となり得ると思います。

初心者向け、そして上級者には一定の用途を限定してこそ活躍する、最近よく売れているという小型モバイルノートパソコンの様な一杯と感じました。

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★お店情報:中野区中野5-56-15、11:00-15:00、17:30-21:00

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