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2008年08月21日
あえて言う「新聞に未来はない」
■ロサンゼルスMBA留学日記(Business Media 誠)
大変刺激的な文章ですが、同時に憂鬱にもなりました。筆者がおっしゃっている、月額料金を徴収すること、そして広告収入という2つの手段を収益の柱にしているのは、実はウェブも同じではないか?と考えたからです。
新聞社が圧倒的なコンテンツ制作能力を持っているにも関わらず、斜陽となっているのであれば、コンテンツ能力が低い(またはCGMの様に、ユーザーにコンテンツ制作をゆだねている)ウェブ業界には、あまり愉快な未来図が待っていないのではないか?ネットへの広告費流入が年々増えているというニュースを目にしますが、少なくとも身の回りではそれが制作費へ転換されたりという話は聞けず、細かな仕事が増えたということの方が多いように思えます。
物販サイトであったり、単純に複数あるPR手段の1つとしてのウェブサイト、という形ですと、ある意味ホームページを作ることで仕事が終わりますが、CGMを狙う時はそうはいきません。数年でがらっと変わってしまう業界ですから、今後のことは分かりませんが、現場レベルでは、マネタイズにつながるビジネスモデルの模索が続きます。
投稿者 shannon : 21:57 | コメント (0) | トラックバック
2008年07月23日
「撮影」の暴力化について考える
■小寺信良の現象試考:2008年07月22日 10時30分 更新(ITmedia +D Lifestyle)
仕事上、立場が変わります。
まずは撮られる側。お店の中でぱちりと写真を撮られ、それが後日ブログやホームページにアップされる。そこには辛辣な意見が書かれていた-。自身も経験がありますが、活字となってディスプレイで読むと、より悲しい気持ちになるものです。載せた方はお客であり、お金という対価を払っているのだからという意見もありますが、相談を受けて当事者になってみるといろいろと感じることもあります。
そして発信する側。ホームページはほとんどの場合、その会社さまなどのオフィシャルな一次情報ですから、情報の収集や取り扱いには一定の目的やルールがあります。他社のいろいろな権利を侵害していないか。ミスリードにつながるような写真の取り扱いをしていないか。ペンは剣よりも強し-と言われます。ということは、使い方によっては十分に他の方や他社さまを傷つけることになる。文章よりも印象に残る画像ならばなおのことです。自戒をしています。
筆者はネットで情報を発信する場合、それは表現の自由の問題だと書かれています。ではその自由を行使する為の責任は何か?。いろいろと考えながら仕事をしています。
投稿者 shannon : 12:11 | コメント (0) | トラックバック
2008年06月10日
asahi.comがトップページ刷新
■ジャンルごとのRSS配信にも対応(INTERNET Watch)
大手新聞社の朝日新聞が運営するサイト、アサヒコムのトップページがリニューアルしたというニュースがありました。早速見てみました。
新聞社は、取り扱う膨大な情報をわかりやすく伝えるという社会的な使命を担っていると思います。そのため、何度か定期的にデザインを変えるなど、積極的な取り組みをされていると感じます。朝日新聞社だけでなく、毎日や読売、産経も同じです。内容も興味深い。毎日はサブカルチャーのニュースも幅広く取り扱い、読売はネットで有名な発言小町などがある”大手小町”というコーナーを以前から運営。産経は最近、msnとコラボレーションしました。
さて、アサヒコムのトップページですが、インデックスが少なくなっています。新聞は既に「社会面」「経済」「政治」「国際政治」「スポーツ」など、紙面を見る人にとっては予めカテゴリーが分かっています。ユーザーに馴染みもあるでしょうから、ウェブにも応用出来、楽なのでは?と考えていたのですが違ったようです。
かなり絞ってあって、ニュースに関連してそうな項目は4つだけ。しかも「ニュース」というコーナーがあるので迷いました。スポーツはとにかく、エンタメとライフにはニュースがないのかな?と。
ですが何となく見覚えもあります。しばらく考えて、何となくヤフーのトップページに似ていると思い当たりました。ヤフーでいうところのトピックスがニュース。エンタメとスポーツはそのまま。スッキリしすぎた項目でも、どこか漠然と情報の分類先がわかった感じがしたのは、馴染みがあったからかもしれません。
ニュースという項目に一緒くたに入れてしまった朝日新聞。経済というタブを独立させているヤフー。どちらも工夫が見て取れます。一方で正解がない問題だけに、膨大な情報の整理の難しさを感じます。
投稿者 shannon : 12:13 | コメント (0) | トラックバック
2008年04月24日
Twitter日本語版スタート
■トヨタが広告出稿(ITmedia News)
いくつかのインターネット関連のニュースサイトを拝見しました。当サイトでも実験的においている、Twitterが日本語版になったそうです。ITmediaさまがもっとも収益にウェイトを置いた表現をされていて、興味深く読ませていただきました。
開発は日本の会社が、運営とサポートは本家が行うようですね。
いきなりナショナルクライアントがついていて、すごいと思いましたが、広告会社さんがついていた模様。事業化を模索するそうです。ただ、ネットで話題になり、広告代理店が中心となって盛り上げようとして、なかなか難しい事例も心当たりがあります。
一方で、Webサービスはまだまだ「やってみてから事業化」の流れが多いのだなとも感じます。
ユーザーとして。サイト管理者として。受け取り方がいろいろあったニュースでした。
★関連:Twitter日本語版サービスが開始(BB Watch)
★関連:「Twitter」日本語版公開、日本独自で広告配信も(INTERNET Watch)
投稿者 shannon : 12:40 | コメント (0) | トラックバック
2007年11月15日
ヤフーのカスタム行動ターゲティング広告に感じた展望と危うさ
ヤフーがカスタム行動ターゲティング広告を始めた、という記事を読みました。
■「年齢・性別などの属性やエリア情報との掛け合わせも可能」(CNET Japan)
行動履歴を元に、より見てくれそうなユーザーへ広告を配信するのですね。
詳細は書いていませんが、場合によりIDによる関連づけやヤフーショッピングやオークションでの履歴等も個人を特定しない状態でデータベース化しているかも知れません。この広告を知って今読んでいる本の内容を思い出しました。「ユーザーの動向をデータとして収集すればするほど個人情報に近づいていく」といったことが書いてあり、その通りだと感じたことをです。
インターネットの広告は、プリペイドでなかったり対費用効果を厳密に求められるので、クリック率を上げるために「ホームページを見ている人」と広告の関連づけを行わなくてはなりません。現在はいろいろな手法が採られていますが、ただ一社が逸脱し、積極的に個人情報を集め出し、そしてそれが表沙汰になったら…。これまでのマーケティング手法が根本から覆る可能性があります。グレーゾーンの中で白とされていたことが、黒になるかもしれないからです。
広告を収益の柱とすることとは、現状では重要な選択肢の1つですが、そういう危険をはらんでいることを意識します。
★関連:同じ画面を見ていても、僕とキミとで広告が違うってどういうこと?の巻(サルでもわかるネット広告 )
投稿者 shannon : 12:25 | コメント (0) | トラックバック
2007年07月26日
Second Life始めました
知ってはいたのですが手を出さずにいた、セカンドライフを先日始めてみました。とはいっても、仕事に結びつくかはわかりませんし、まだ触る程度。端から見ると、3Dネットゲームで遊んでいるように見られるかも知れません。とりあえず、こっそりと触れています。
今では日本語版βも出ているので、敷居が低くなっていますね。
何回も挫折した名前の登録を済ませ、ようやく自分のアバターが出来上がりました。そしてどこかの空間に放り出されます。…周りに(チャットで)飛び交っているのはフランス語。お、(アバターでは)男性が女性に話しかけている!あら、一緒にどこかに歩いていきます。
ここで問題が発生しました。歩けないんです。一歩も。マウスを動かすのですが、メニューは出ても移動が出来ない。放り出された真ん中に突っ立っているため邪魔なのか、他の人に押される始末。
結局、移動は方向キーでするということに気がつくまで、20分ほどかかりました…。
何でもこの世界にも、中野区があるみたいなんです。いつか行ってみたいですね。たどり着くのはいつになるのやら、ですが。どうやってこの島から抜けるのだろう。早速迷っています。
★関連:Second Life
投稿者 shannon : 12:27 | コメント (0) | トラックバック
2007年07月17日
災害とWeb
台風、そして地震と災害が続いています。言葉だけになってしまいますが、被害に遭われた方には心よりお見舞い申し上げます。
とあるセッションに参加したときに、「災害時、Webによる情報発信がどの様な役割を持てるか?」という話題になり、興味深い意見を聞きました。テレビや新聞といったマスメディアで被害情報を見るたび、その時のことを思い出します。
まず問題提起がされたのは、「何のために情報発信をするのか?」ということ。実際に被災地にいらっしゃる方はホームページを開いたり、メールを見るどころではありません。その時、「被害に遭われた方が外部に向かって、自分の安否や必要としている物資・人手。自分の被害状況を伝える」という考えを伺って、目から鱗でした。
確かに、一般的にマスメディアに載ることは、甚大な被害。家が押しつぶされる。道路が寸断される。痛ましい人的な被害が出ている-。マス向けとして重要な情報ではありますが、個人が本当に必要としている情報はそうではない。家族や知り合いの無事や何が欲しいかといった、個人的なことです。Webであれば、そこのフォローが出来るのではないか。
NTTや民間の会社がやっている事例をいくつか知っていますが、まだまだ一般的ではありません。特化したサイトを作るか、今動いているものにソリューションとして組み込むかなどして、簡単に個人が本当に知りたい情報を交換できる場があれば…。
そうは言っても名前や住所は個人情報なので、取り扱いが難しい。また、営業ベースに乗る話ではない気がします。でも、専用サイトを立ち上げなくても、例えば避難場所にいち早くネット環境を整え、専用サイトや個人が運営しているブログ、メールなどで安否を発信する。共有PCですので、キャッシュやクッキーはパソコンに詳しい人またはボランティアが随時消していく。それだけでも、状況が変わってくるのかもしれない。ひょっとしたら既にそういった取り組みがなされていたり、mixiなどSNSが役割を担っているのかもしれませんが、もっと普及する可能性や仕掛けはないか。
被害状況の詳しいレポートや、電話・メール回線のパンクなどのニュースを見ると、そんなことをぼんやりと考えます。
投稿者 shannon : 23:23 | コメント (0) | トラックバック
2007年06月14日
Googleの検索結果表示画面が、変わった気がします
キーワード「なかのひと」でGoogle検索をした時に表示される、検索結果画面が変わったのではないか?と思うようになりました。
スクリーンショットの引用を避けるため、文字で説明すると、今まではトップページとGoogleの重み付けで優先順位があるエントリーが表示されていたと記憶します。一つのサイトに、2つまでのページリンクの表示。原則通りです。
ところが2007年6月12日のクロール後、私の接続しているサーバでは、トップページの下にソフトウェア・中野区のラーメン・サイト運営と3つのカテゴリーへのリンクが表示されているのです。
ざっと調べた限りでは、アルゴリズムや表示画面の変更は行っていないようなので、不思議に思っています。機会を見つけて、もう少し調べてみるつもりです。
それにしても、またカテゴリーのディレクトリ名を変更するチャンスを逸してしまいました…。
★関連:GIGAZINEがGoogleブランド使用許諾を得るまでの物語
投稿者 shannon : 21:04 | コメント (0) | トラックバック
2007年04月04日
新しいパソコンについて (1)Vista雑感
Windows Vista Home Premiumを使い始めて2週間ほど経ちました。エンドユーザーの立場から、雑感をお伝えしようと思います。
なお、新しいマシンはNEC Directで購入した、Value One GタイプMTです。スペックはCPU:Core2Duo E6400 2.13Ghz、メモリ:2GBを選択しました。メーカーPCなので、会社によって違うかもしれませんが、設定はすべてデフォルトです。
正直、最初はかなり戸惑いました。フォルダを開いても、Internet Explorerを起動しても、おなじみのメニューが出てきません。フォルダの中にフォルダを作ろうとして、しばらく試行錯誤。結局右クリックでメニューを出すことに。デスクトップにマイコンピュータがなく、ウィンドウズアイコンからマイドキュメントがない。HDDの容量を確認したり、マイドキュメントから画像ファイルを開いたり出来ません。つまり、これまで当たり前のようにやってきたこと、Windowsならこうするんだという推測が、通用しなくなっています。
半透明のウィンドウ。ユーザーにディレクトリ構成を考えさせないドキュメントの格納方法。率直に申し上げて、Mac OS Xを連想しました。
セキュリティも厳しくなっています。外付けHDDからデータを移し替えるばかりか、同じPC内のファイルを移動するにも、いちいち許可を求めてきます。
驚いたのが、インターネットとメールの設定。セキュリティの厳しさから、さぞ大変かと思いきや、文字通りケーブルを差すだけでした。メールの設定に至っては、メールアドレスとパスワードを入力するだけで、サーバの設定はいりません。プロバイダだけでなく、フリーメールも簡単にOutlookで受信することが出来ました。
個人的に困ったのが、グラフィックボードとソフトの対応でした。どちらもVistaに対応していないとアウト。特にサーバにアクセスしたりパケットを監視するソフトウェアが動かない場合、原因がソフトにあるのか、Vista側の設定変更で使えるようになるのか、調べなくてはならず、時間をとられました。グラフィックも、描画のやり方が変わったとの前評判通り。これまで特定のデバイス(キャプチャーカード)やソフトで簡単にできていた、動画からの静止画キャプチャーや切り出しが不可能になって、こちらも他の手段を探すのに苦労しました。ハードウェアはVista対応かどうかが明記されていてわかりやすいのですが、インストールしたソフトが動かない場合、問題がVistaの設定にあるのかソフト自身にあるのかを疑わねばならず、安心できません。正式対応ソフトが充実していない今の段階で、乗り換えは時期尚早だと実感しました。
電源については、出来るだけON-OFFをさせないようになっています。しばらく放っておくと、すぐにスタンバイモードに切り替わるようです。その際に、処理させている特定のソフトも一緒に一時停止してしまうのが困りもの。もう少し慣れたら、設定を変更しようと思います。
急に迫られて乗り換えたため、”出来ない”ことが目立ってしまいましたが、総じて、新規ユーザーにはとても使いやすくなっていると思います。圧倒的に安定していますし、ユーザーに細かいことを考えさせないようなインターフェイス、処理となっていますね。反面、既存のユーザーは「これまでやってきたことが出来なくなっている」ことに戸惑いそう。XPから乗り換え組でも、慣れるまでにストレスを感じそうです。
投稿者 shannon : 22:48 | コメント (0) | トラックバック
2006年09月27日
The New York Timesのホームページに見るCSS時代の文字装飾(コラム)
最近、英語のホームページをよく見ています。そんな中、たまたまニューヨークタイムスのホームページを見ました。新聞社のホームページは、コンテンツが多く、また見るだけではなく記事を読んでもらわなくてはならないので、ユーザーにストレスを感じさせないサイト誘導が大切だと思いますが、なるほどと思う構成になっています。情報の多さと、見やすいレイアウト・デザインを両立させているように思えます。もちろん、アメリカの場合はリハビリテーション法第508条の影響もあるのでしょう。
具体的に見ていくと、コンテンツは、見出しに色を付けてリンクであることを知らせると共に、内容の要約があるのは親切ですね。ちょっと色の違いがわかりにくいかもしれませんけれども。また、写真の他に動画、バナー広告も載せているのに、まるで新聞の紙面の様で、とてもまとまっています。このサイトもそうですが、枠の様に囲ったり、背景に画像を使わないレイアウトのやり方は、参考にしたいと思いました。
他にも、気になるところがありました。有名な新聞にもかかわらず、省略しているドメインを使ったり、Googleのページランクが10であったり。いろいろと工夫されていることが伺えます。
なぜ英語で書かれているホームページを見ているかというと、どうも漢字圏に比べて文字装飾がスマートだな、と思い参考にしたいからなんです。
最近は、CSSとxhtmlでサイトを作ることが増えてきました。同業の人からも、「フルCSSで作ってみました」と、ホームページを紹介されることが多々あります。
デザインはデザイナーの領分だから立ち入らないということもありますが、個人的には、CSSでサイトを組む時には、特に文字装飾を考えます。インターネットの世界では、文字飾りというのは結構悩みどころ。太文字や色を変えたり、ましてやアンダーラインなどは、使い所を間違えると、ユーザーの方に適切にサイトを見てもらえなくなる可能性があると考えるからです。
具体的にいうと、日本のインターネットでは、「青い文字にアンダーライン」の箇所は、リンクが張ってあるという暗黙の了解があるように思います。その箇所が紫になっていたら、既にクリックして読んだということ。これらをサイトに盛り込むことで、見ている方にストレス無くコンテンツを回ってもらえると思うのです。
ところが、CSSを使うことによって、その了解が通用しなくなってきました。アンダーラインはサイトのデザインから見ると、ごちゃごちゃしているように感じる場合もあるので、使うのは避けたいところ。ですが、特定の文章の上にマウスを持ってくると、初めてクリック出来ることがわかるようにデザインすることは、サイトナビゲーション上問題がないか。強調のつもりで色を付けたら、ユーザーはそこにリンクが貼っていると勘違いしないか。ではこれまでの通りの書式でサイトを作るか。
たかだか文字装飾ですが、されど文字装飾。正解がない問題ですので、試行錯誤が続いています。
投稿者 shannon : 23:02 | コメント (2) | トラックバック
2005年09月28日
カレーライスのルーは右派? 左派?(コラム)
■「昔から、カレーを食べるときどうしても気になるのが、ルーとごはんの位置だった」(Excite)
インターネットでは、いろいろな興味深い話に出会うことが出来ます。今回も琴線に触れました。
試しに、カテゴリー「中野区のカレー」を見てみました。
11回カレーを食べた内、
(1)ルーが右:2ということに。標本数が少ないので、正確性に欠けるかもしれませんが、「なかのひと(中野人/中の人)」では「どちらかといえばルーは左、但し別盛りが主流」という結論になりました。
(2)ルーが左:3
(3)別盛り:4
(4)前後:2
※カレーリーフは別、南インドDiningはお皿の分割と置かれた位置から左とカウント。画像は全て出された向きで撮影をしています
ちなみに、自分で盛るとルーは左です。このエントリーをご覧の皆さんは、どちら派でしょうか?
投稿者 shannon : 18:18 | コメント (2) | トラックバック
2005年07月07日
不正アクセスの中国人留学生逮捕 価格.comなど侵入か(コラム)
■旅行会社サーバへの不正侵入の疑いで中国人留学生が逮捕された
世間を騒がせたサーバ不正侵入事件の容疑者が逮捕されたというニュースが、昨晩から報道されています。不確定ですが、価格コムの事件にも関与をしていたとのことです。
NHKニュースでも「52万件の個人情報不正入手」とあります。
「不正アクセス用プログラムを、インターネット上で入手していた」と供述(略)警視庁は、このプログラムでセキュリティーの弱いホームページを狙い打ちにしていたとみて捜査大変興味深い番組で、気になった点が2つありました。
まず、ダウンロードしてきたプログラムを使ったということです。SQLインジェクションは専門的で、かなり知識を持ったものがじっくりと準備をして不正にアクセスしたと思っていました。
昨晩のニュース10は、さらに大きく取り上げていました。上記のNHKニュースの内容に加えて専門家のインタビューを交え、「それほど知識がなくても、ソフトの指示通りにクリックをしていけば不正侵入が可能」というニュアンスの現実が紹介されていたのです。
そして、警視庁の姿勢も気になりました。NHKの報道からは、侵入されたサイトがセキュリティが弱いという風に捉えられてしまいます。もちろん、不正アクセスを許し、重要な顧客の個人情報を漏洩させたことは問題です。結果論からいえば、セキュリティが弱かったという指摘に反論はできません。しかしセキュリティに絶対はありえないのも事実。想像がつかない穴をついてくるのがクラッカーなのですから。
侵入することは簡単になる一方で、快適なウェブの閲覧と堅牢なセキュリティを両立させなくてはいけない。-報道がその通りであるならば、サイト運営者には、思っていた以上に重い課題を突きつけた事件となりました。
★参考:クラブツーリズムの不正アクセス事件、容疑者が逮捕--価格.com事件にも関与か
投稿者 shannon : 12:15 | コメント (0) | トラックバック
2005年06月16日
ホームページの背景色とYahoo Japan!(コラム)
試作したサイトを確認してみて、驚きました。背景がグレーだったのです。
原因はすぐに分かりました。単純に、背景色を指定し忘れたためでした。今回作ったのは、実験的にデザインを全てCSSで指定し、HTMLではpとbrタグのみを使う様にしたホームページ。CSSに試行錯誤しながら取り組んだため、設定をすっ飛ばしてしまっていたのです。
そして、2つのことにショックを受けました。まず、動作確認をしたのに気がつかなかったことです。ウェブを作ったとき「いろいろな環境で表示や動作の確認をする」というのはセオリーとなっています。今回ももちろん、WindowsのFirefoxからMacのSafariでも見てみて、安心していました。それなのに、見落としたのです。もう一つは、サイト確認に使っていたパソコンの設定が変えられていたこと。今回は別の施設のPCで見ました。普段使っている者が、「目が疲れるから」と、そのパソコンのInternet Explorerの設定を変えていたのです。そのため、標準では指定しなくても背景が白に表示されるはずが、グレーが出てきたのでした。
この一件を反省したとき、「頭では分かっていても、『いろいろな環境』は本当にいろいろあるなぁ」と実感しました。ホームページを見ている方全員の環境に、見やすくこちらが意図したレイアウトが表示されるサイトを作ることは実際問題として不可能です。ですが、せめて文章だけでもストレス無く読んでもらえるホームページを作りたいとは考えています。なので見やすいようにブラウザの設定を変えている人もいるという事実をふまえて、「動作確認をするいろいろな環境」の定義を、自分なりに改めようと思いました。
重大な失敗でしたが、初心を思い出させてくれたのがせめてもの救いでした。
この体験で、思い出したことがあります。以前のエントリーで、Yahoo! Japanに失礼なことを言っていたので、この場でお詫びします。この設定は意図してのものでしょう。Yahoo Japan!は、デザインよりもユーザビリティを優先させているのでしょうね。さすがです。
私が出会った環境でネットを見たい方は、Windows版IE6の場合「ツール->インターネットオプション->全般->色」で、「Windowsの色を使用する」のチェックをはずすと見ることが出来ます。
投稿者 shannon : 23:23 | コメント (0) | トラックバック
2005年04月27日
オペラCEO、水泳による大西洋横断に挑戦(コラム)
■Opera 8の100万ダウンロード達成で
CEOたるもの、自らの発言には責任を持たなくてはなりません。そして迅速な実行力も、特にITの世界では求められるのです。
そして
→Opera CEOが大西洋横断開始、水温7度の海に踏み出す
→Opera CEO、大西洋横断のチャレンジ終了
ビジネスの世界では、攻めよりも引き際が難しい。さすがOpera社のCEO、意志決定時には多くの事が頭をよぎったに違いありませんが、決断力も並大抵ではありません。私は一雇用者に過ぎませんが、『「キッチンの窓から救出劇を目撃した地元の住民が強力な望遠レンズで撮影した、驚くほど鮮明な写真」と称する写真』を拝見した時、自らの意志よりも社員を優先した経営者の行動に、感銘を覚えずにはいられませんでした。
冗談はさておき、この記事を読んだ時にlivedoorを思い出しました。確か堀江社長が外国人記者クラブでジョークを盛り込みつつ発言したら、とある新聞にまじめに取り上げられてしまったということをブログで書いていらしたと思います。(探したところ、そういうエントリーがありました→3/3(木) 見出しの解釈で読者の印象は変わる・・・)また、最近ですと「きっかけは~ライブドア!」ですね。両方とも少々ブラックですがパンチが効いているなぁ~と思ったら、報道内容や周りの感想は厳しいものでした…。
今回のOpera社の記事はもちろん、エイプリルフールの時だって、特に西欧からは賑やかなニュースが飛び込んできます。見る方もやる方も、そして報道する方も、大らかだなと感じます。livedoorの件と比較をするのは少々乱暴かもしれませんが、ちょっと羨ましいと思いました。
投稿者 shannon : 12:29 | コメント (0) | トラックバック
2005年02月04日
「一太郎ショック」と知的財産に関する権利(コラム)
■松下の戦略に隠されたソフトウェア産業の問題
インターネットの世界では、特に権利について、先手を打っておくことが必要になる場合があります。例えばドメイン名です。早い者勝ちのため、将来を見据えて、必要となるであろう名前は登録しておかなくてはなりません。また、livedoorによるIDサービスの規約改定も、ユーザーが投稿したブログについて、livedoorによる著作権の確保かと、話題になりました。(INTERNET Watchによる関連記事)
そして権利を確保したいのは、技術やコンテンツを持つ、大手メーカーなどに限りません。ドメイン名や著作権ならば、中小の企業や個人でも押さえておきたいと考える場合が、多くなるはずです。
著作権を考えるなら、私が管理している様々なコンテンツも、常に権利侵害の対象となり得ます。ロゴやキャッチコピー、イラストや文章などがあるからです。侵害をする・される。どちらにしてもトラブルを避けるために、権利関係を整理する必要が出てきます。まず取り組むのは、商標登録が出来るものの確認、といったことでしょうか。
三段論法チックですが、以上の様に考えてしまいました。そして今回の判決は、メーカーの技術だけでなく、Webの世界にも関係する問題だと感じました。
自分も含めて、こう考える経営者・エンジニア・Web管理者などが実際に動き出したら…。CNET Japanの取材で明らかになった
「たしかに直接収益的なメリットはないかもしれない。しかし、我々は『知財立社』を目指しており、今回の件もその戦略の一環だ」という松下の今回のビジネス戦略が、回り回って松下自身を狙い撃ちする可能性も、あるのではないでしょうか?
体力のある企業から、一個人まで。権利を確保し、収益につなげるための、ゴールが見えずに誰も参加したくないサバイバルマラソンのスタートが切られた-裁判の判決は、ファーストインプレッション以上に、重要な意味を持つのかもしれません。
投稿者 shannon : 20:34 | コメント (0) | トラックバック
2004年07月16日
イラストレーターのNさん(コラム)
ホームページのイラストをお願いしているNさん。季節ごとのイラストや、特集記事のイラストなどを書き下ろしてもらっています。
そんなNさんとは、主にメールでやりとりをしているのですが、先日、センスについて考えさせられるメールをいただきました。
一つは、イラストの配置について。Nさんから提案のあった配置にどうもしっくりこず、別の配置を提案したところ「物語性が出た」と賛成の返信をいただきました。
何となくこっちのほうがいいのでは?とセンシティブにプレゼンしたアイディアについて、「物語」をくみ取ったNさんのセンスに脱帽です。
もう一つは、ピーポくんについてです。ちょっとメールのやりとりがあった後、ピーポくんは警視庁のマスコットキャラですから他の県警にはこんなキャラクターがいるんですよ〜という趣旨のメールを、「ピーポくんトリビア」という件名で送ったところ、「Re:ピーポくんトリビア(87へぇ)」とレスをいただきました。
どちらも、センスが感じられたメールでした。