楽天、顧客情報管理体制を一新(サイト運営)

三木谷社長がセキュリティ本部長に
楽天が対策を取ったことで、「顧客の個人情報や、カード決済時のデータの流れは、これまでどうだったのか」という部分が表に出てきています。記事を読むと、想像以上に店舗側がデータを持つことが出来る仕組みになっていたようですね。

情報はジョーカーです。ゲームによっては切り札になります。しかし、ルールが変わると最後まで持っていたら負け、ということもありますので、取り扱いが難しいですね。

そのため、今回の楽天の対策は、楽天に出店している限りは、とてもユーザーフレンドリーに思います。よけいな情報を持つことなく、管理を任せることが出来て、必要な情報は詳細がわからない形で使うことが出来そうです。

サイト管理者の立場から見てみると、相変わらず楽天は強気ですね。電子決済のサービスを受けると、承認の都度手数料がかかるのは仕方ありませんが、システムの作り方によっては、あるいは…。また、出店者にコスト負担を強いるのに、

8月中に1万4000店に対して聞き取り調査を行って、「(セキュリティのルールに)違反していると基本的に退店してもらう」(三木谷氏)(ITmediaの記事より)

という姿勢が取れるのはうらやましいです。それだけ深刻な問題と考えている証なのでしょう。

システムの運用も気になります。どこかとアライアンスしているのでしょうか。導入コストは採算度外視とのことですが、果たして。

★参考:楽天・三木谷社長がカード流出対策発表、店舗の理解は得られるか楽天市場が個人情報の管理体制を変更、カード番号を店舗側に非開示へ

★参考:楽天、出店者対象にクレジットカード自動決済サービス「R?Card Plus」を開始

★関連:楽天の情報流出事件、「誰の責任なのかはっきりして」(サイト運営)

コメント

タイトルとURLをコピーしました