太陽飯店の太陽麺

■文字通り、隠れた名店

以前いただいた、太陽飯店の太陽麺です。東京メトロ丸ノ内線を使う予定があり、せっかくなので普段はなかなか行くことが出来ないラーメン店を探していたところ、このお店、太陽飯店にたどり着きました。

紹介しているホームページなどによると、新中野駅または中野坂上駅から歩いて7分と、正直に申し上げてロケーションは良いとは言えません。青梅街道沿い、西武信用金庫の脇の道を入って進みます。

西武信用金庫

果たして飲食店があるのか。とても心配になりますが、ありました!太陽飯店です。半地下の用になっていて、文字通り隠れていました。

太陽飯店

麺類と餃子、または麺類とチャーハンなどが1つになったお得なセットがあったのですが、ピリ辛とメニューに書いてある太陽麺(太陽メン、醤油味。¥700)をお願いしました。調理を初めてすぐ、マスターが「辛いですが大丈夫ですか?」と確認。通常の辛さで作ってもらうことにします。

出していただいたのは、朱が鮮やかなめでたいお丼。白いネギが映えていますね。

太陽飯店の太陽麺

見た目は細麺で、好みとは少し違うのですが、いただいてみると、麺の印象で驚きました。歯ごたえとコシが強い。ぷつんぷつんと爆ぜるほどで、細麺にも関わらず食べ応えがあって、ギャップを感じます。スープは、こちらも見た目と違って奥深いです。最初にピリッと辛みが、後から甘さが伝わってくるのです。甘さはお野菜とお醤油ベースのスープによるものでしょうか。最後に感じる甘さとのど越しのきれがあって、辛いのですが後味がさっぱりという、複雑なものとなっています。

アクセントとなっているのがザーサイでした。刻んでスープに入っているのですが、独特の香りと歯ごたえがラーメンに変化を与えていました。

完食後、今度は奥様と思われる女性に感想を聞かれて「辛くて美味しかったです」とお伝えすると、「辛いものが好きなんだねぇ」と言われてしまいました。いただいた普通は、辛みの中にお醤油のタレの存在感があるものだそうですが、太陽麺フリークの方の中には、よりお醤油の風味を押させて辛みを際立たせた方を好む猛者もいらっしゃるそう。つけ麺やラーメン、餃子も食べたいと思った中、そんな情報を聞いてしまい、ますますこのお店が気になってしまいます。JR中野駅からは行きにくいのが残念なお店です。

★お店情報:東京都中野区中央3-1-23、03-3365-4798、11:00?15:00、17:00?21:00、定休・金

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