総務省がテレビ局・制作会社とトラブルになった人対象に、無料相談窓口を開設した件

テレビ局・制作会社とトラブルになった人へ　総務省、無料相談窓口を開設（ITmediaニュース）

SNSが広がるについれて、色々なことが目に見えるようになってきました。そして、トラブルについても共有されることとなりました。

特にテレビ局については、拝見する機会が多い気がします。率直に申し上げると、メディア側はネタになる。協力する方は広報（広告では無い）になるということで、Win-Winのはずが、立場の思い違いや扱いの勘違いでトラブルになるということが多いと思われます。幸いなことに、個人的には、そういったトラブルになるような会社さまとはお付き合いがありません。

…などと思ったら、仕事で関係のある業者さん又はフリーランスの方とのお話しでした。完全な発注と受注の話で、協力ではありませんでした。ビジネス上のやりとりも、窓口を設置するほど、総務省が問題視しているのですね。

本来であれば契約を結び、確認の上でということなのでしょうが、業界の慣習や考え方の変化もあり、こういう取組が出てきたのでしょう。いわゆる下請けについては、関係の法律などでも元請けの義務がきちんと定められており、これらに則らない場合は法令違反となります。法令違反に規模は関係ありませんが、上場会社ですとコンプライアンス違反、ガバナンス能力の不足となりますので、法令順守が必要です。