悪意ある「荒らし」の攻撃による、サービス凍結・削除の被害について

ねとらぼという、比較的のんびりとした話題を取り上げることが多いニュースサイトに、驚くべき手口について記事がありました。

「起きたら全て消えていた」 Discordで横行する“サーバー凍結荒らし”、1万人参加サーバーが一夜で消えたその手口(ねとらぼ)

勝手に怪しげな投稿をして、その投稿を「怪しいです」と運営元に報告をする。すると運営元が、怪しいとしてサービスを止めたり、場合によりアカウントを削除してしまう、というものです。

おふたりの体験談が紹介されていますが、記事の内容から判断すると、愉快犯でかつ計画的に行っており、それなりに技術にも長けているようですね。

特に海外のサービスですと、やりとりも英語ですし、「疑わしくは罰せず」ではなく罰するという方針が多い。さらには理由の開示や説明がなく、対応の取り方もわからないということで、泣き寝入りをせざるを得ない。当然規約にはその旨が書いてあるので、法律的にも争えないという事態になります。

どのような申込や契約も、内容の把握が大切ですが、一方で技術的な対応が取れるのであれば、取る必要があります。当たり前なのですが、セキュリティと使いやすさはトレードオフですので、運用側としてはそのバランスに迷います。

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