「一太郎」と「花子」が販売差し止め(サイト運営)

ジャストシステムは控訴を表明
ATOK、そして一太郎ユーザーとしては心細い判決が出ました。また、この判決に関連して、2005年2月2日付け朝日新聞朝刊第3社会面(29面)に、「裁判所、いつもは『一太郎』」という興味深い記事がありました。
記事は、裁判所が80年代から「司法行政文書」の作成で一太郎を使っていることを紹介しています。また、判決を出した高部真規子裁判長が、「別の文書作成ソフトで判決文を書いた」と声明を出したことにも触れています。
そして、最後にITに詳しいジャーナリストとして喜多充成氏を紹介し、氏のコメントを掲載しています。コメントの内容は、教育現場への影響が大きく

「今回の判決で、商品に『グレー』のイメージが加わると、潔癖が求められる教育現場では使いづらくなる」

と予想しています。潔癖を求められるとしたら、当然官公庁・そして企業にも波及するでしょう。サイト運営者として倫理観が求められ、普段使っているソフトを使えなくなってしまうとしたら…?他人事ではなくなってきました。

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