海外クレジットカード会社の判断で、ECサイトのサービスが停止する件

海外ブランドクレカの成人コンテンツ決済停止、長期化の様相 サービス継続を断念するケースも(ITmediaニュース)

少し前から話題になっていたことですが、とうとうサービスの継続が出来ないという結論を出す会社も現れたようです。記事で述べられている、エイシスという会社は、Visa、Mastercard、American Expressによるサービス提供が出来ず、引き続き交渉をしていくものの、代替手段を連絡しているとのこと。

記事の見出しにも「海外ブランド」とあるように、限定はされているものの、事実上標準となっている規格は海外ブランドですし、海外のユーザーには気軽にサービスが提供出来なくなりますから、重大問題です。

直接経験をしていないので、事実とは異なるかもしれませんが、こういう場合は、一方的に通告が来て、同意なく止められる(そもそも契約上は、こちら側の同意は必要が内容になっている)と思われるので、やられた方は事後の対応に追われることとなります。さらに海外の場合は、日本の商慣習に基づくやりとりが行われるとは考えにくい。そもそも「交渉が成り立つのか」という別の問題もあります。

現在は、この問題に直面している業界は一定の範囲のもののようですが、今後はどうなるかわからないのも不安なところです。

こういうリスクがあるのか、と思い知らされたニュースです。

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