“Happy New Year”にAは必要か?

お正月用のコンテンツや素材が徐々に揃ってきています。イラストレーターにお願いしたものも、どうにかスケジュールが間に合い、一安心です。

最終チェックをします。ディスカッションして決めた要素、色、そしてロゴやキャッチコピーの位置とフォント。「Happy New Year ! 2007」という文字列が、新年を感じさせます。とにかく〆切を破らなくて済み、ほっとしました。

などと考えを巡らせていると、ふと思いました。-「?新年の挨拶に、Aは付くのだろうか」。

ラフを何回も見ていたはずなのに、今更気が付いてしまいました。”A Happy New Year”か。”Happy New Year”か。慌てました。

結論から言うと、文法的にはどちらもありえるのだそうで、どっちを使っても誤用にはならない様です。Aが付く場合は、”I wish you”が省略されていて、付かない場合は挨拶とのこと(参考:この件に関する、教えて!gooのコンテンツ)。私が調べた限り、アメリカでは”Happy New Year”で、日本では”A Happy New Year”が一般的のようです。

All aboutの暮らしの歳時記のガイド・三浦 康子さまの「それで大丈夫?年賀状の賀詞(決まり文句)」によると、年賀状を書く時は”A”は付けないとのこと。但し、同じ記事内で「新年明けましておめでとうございます」という表現について、本来は正しい表現なのに、誤用と思われているから使うのは避けた方がよいというアドバイスもされていて、ここは文法上の正しさより慣用を重視することにしました。

結果、”A”なしで行くことにして一件落着。イラストレーターの方も、あえて無しにしたとのことで、上がってきたデータそのままにしました。

ちなみにこちらは有名ですが、「X’mas」という表現は誤用なので、使わないように気をつけています(参考:クリスマスの「X’mas」表記は誤字です。)。

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