セマウル食堂 中野店で、醤油味のプルコギ、ペクパ(熱炭プルコギ)定食

JR中野駅北口、東京都中野区中野5-60-13に韓国料理店がオープンしていました。料理家ペク・ジョンウォン氏が監修している、セマウル食堂の中野店です。何でも、新大久保でも大人気のお店だそうで、周りの反応では、あのお店が中野に!という感じでした。

場所は、豊洲市場 さかな酒場 魚星 中野北口店の道を挟んで反対側です。

なのですが、少々わかりにくいかもしれませんね。看板は見えども、入り口が見えず。目をこらすと、奥に扉があります。正直に申し上げると、何度か行く機会がありました。画像は階段を上ったときのもので明るいのですが、外からのぞくと入り口の手前がやや暗くて、そしてランチをやっている感じが見受けられません。また、メニューがわかりませんでした。

セマウル食堂 肉 中野店

セマウル食堂 肉 中野店

ですので、予めインターネットでお店を調べておきました。ランチ、やっています。ランチメニュー、あります。そこで意を決しての訪問となりました。

お店に入ると、明るい店内で、元気のよい店員さんが迎えてくれます。アジュンマが世話を焼いてくれたりして、そんなところも韓国料理店っぽいです。いや、韓国料理店なのですけれども。

時間に関係なく、レギュラーメニューを提要しているようです。お鍋や焼肉を味わっている方々もいらっしゃいました。一方、ランチメニューはプルコギ定食がラインナップされてます。醤油味のペクパ(熱炭プルコギ)定食と、コチュジャン味のペクパ(熱炭プルコギ)定食です。珍しいと感じたので、醤油味のペクパ(熱炭プルコギ)定食をお願いしました。なお、このお店は豚肉料理専門店とのことで、プルコギも豚肉となります。

セマウル食堂 肉 中野店のペクパ(熱炭プルコギ)定食

セマウル食堂 肉 中野店のペクパ(熱炭プルコギ)定食

それほど待たずに、お料理が出てきました。なかなかのボリュームです。きのこのナムルともやしはわかるとして、サラダ菜とお味噌が意外でした。プルコギも、焼肉のようにいただくのですね。スープにはわかめがたっぷり入っています。

さて食べ始めようと思って、箸が無いことに気がつきました。テーブルの上はシンプルで、こういったお店にありがちな箸入れがないことも。実はテーブルのサイドに引き出しがあって、そこから取って使うスタイル。ですので、店員さんがお料理を持ってきてくれたときに、箸が無いと慌てないよう、ご注意下さい。

セマウル食堂の引き出し

セマウル食堂の引き出し

プルコギは、かなりしっかりと味がついています。甘辛風味の奥に、お醤油の風味と塩辛さを感じます。これは、ご飯が進む味付けですね。

意外だったのが、お肉の厚みです。お店も、「薄くスライスした」と説明をしているのですが、いただいてみると、そこそこの厚みを感じます。どの程度のお肉のカットが厚く、薄いかは個人の印象によると思いますし、企業にしてみたら食感とお客の満足度と利益のギリギリを狙った、何ミリという違いだと思うのですが、個人的には、ぺらっとしておらず、薄切りでは無いと感じました。加えて、味が濃いめですので、焼肉のようにサラダ菜に巻いても、お肉の存在感があります。食感と味で「お肉を食べている」感があるのです。

セマウル食堂 肉 中野店のペクパ(熱炭プルコギ)定食

セマウル食堂 肉 中野店のペクパ(熱炭プルコギ)定食

添えてある小鉢やサラダ菜、鉄板の下に敷かれているタマネギで、お肉を食べているという罪悪感を減らしてくれるのもありがたい。

そして、全体的にボリュームがあります。ご飯と一緒に食べても、サラダに巻いて食べても、まだまだデーンと鉄板の上にお肉の存在感があるのがうれしい。焼肉のように食べたら、白米が減らないのではないか?と思ったのですが、そんなことはありませんでした。有名店だと聞いていますが、コストパフォーマンスもいいですね。

ご飯に載せて、生玉子または黄身をそっと加えてなどという食べ方もおいしいのでは?と思った、おかずとしても、韓国風焼肉としても、どちらの食べ方でも箸が進んだプルコギランチでした。

セマウル食堂 中野店
ジャンル:焼肉、韓国料理、居酒屋
住所:東京都中野区中野5-60-13
電話:050-5872-9574
営業時間:月-日11:00-23:00
定休日:無し