中野駅南口の町中華、ラーメン 餃子専科 寿楽 中野店で、レバニラ炒め定食

JR中野駅南口の中華料理店、寿楽に行きました。狙っていかないと、たどり着かない町中華です。中野駅南口、中野マルイのある通りの、1本奥の道にあります。中野駅南口をずっと南に進んで、五叉路に来たら右斜め後ろの細いとおりに入り、しばらく歩くと現れる店です。

ラーメン 餃子専科 寿楽 中野店

ラーメン 餃子専科 寿楽 中野店

お店の看板には、「加盟店募集」「中野店」とあることから、チェーン店だと思われます。インターネットで検索をすると、確かに数店舗あるようです。ですが、趣は完全に個人店のようであり、そして町中華です。

中に入ると、店内が煙たい。白いです。かすかに鉄の香り、油の香り、そして調味料の香りが漂っています。フライパンがフル稼働しているときには、換気扇が追いつかないほどの炒め具合です。注文が落ち着くと視界がクリアになります。

一方で、店内はやや(?)シックな感じ。カウンターは赤くなく、メニューも所狭しと貼っているわけでは無く、店頭ほどの自己主張はありません。

この時に注文をしたのは、レバニラ炒め定食です。

注文をして、あっという間に出てきました。3分もかかっていないのではないでしょうか。定食にはもれなくついてくる餃子2個、そしてお新香もあります。

寿楽 中野店で、レバニラ炒め定食

寿楽 中野店で、レバニラ炒め定食

レバニラ炒めをいただくと、まず感じるのがもやしです。レバーでもなく、ニラでもなく、もやしでした。お皿の下に水分がしみ出しているので、もしやと思いましたが、まったく水っぽくありません。しゃっきりしていて、何よりも味がとてもしっかりついています。もやしだけでも、ご飯が進むくらい、焦がし醤油の香ばしい香りと味が濃いです。

味が濃くて、もやしに負けないはずのニラも、調味料によって別の味をまとっています。もやしとニラが1つになっていると感じます。

レバーは厚みは同じと見受けられますが、形は不揃いで、薄く衣を付けて油通しがされている感じです。しっかりと火が通っていて、牛タンのような弾力のある食感になっています。表面の凹凸に、しっかりと味が絡んでいます。火の通りと味つけ、2つのしっかり加減が強く、いい意味でレバーの個性が抑えられているのです。

寿楽 中野店のレバニラ炒め

寿楽 中野店のレバニラ炒め

ですから、餃子が口直しになります。お新香も、一味が入っていて、ピリッと辛い。箸休め、ではなくて口直しになっています。

ニラとレバーという個性の強い食材を自分の味付けに染め、もやしも際立たせる。三位一体の料理となっていました。

寿楽
ジャンル:中華料理、ラーメン
住所:東京都中野区中野3-32-10 アヤベビル 1F
電話:03-3384-0530
営業時間:月-金11:00-22:00、土・日・祝11:00-21:00
定休日:無休

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