偶然とはいえ、ディナータイムで出されているであろうレモンサワーが気になった、とり囲の旨塩唐揚げ御膳

とり囲は、中野駅北口にある焼き鳥屋さんです。入り口にフルーツサンドのお店があるのでわかりやすいですね。昼は、鶏肉を使ったランチが食べられます。

月ごとの限定メニューは、おうどんとご飯もののセット。3月は鶏と新ゴボウのかき揚げうどんでした。そしてランチのレギュラーメニューは6種類あります。この時は、レギュラーメニューの中から、旨塩とり唐揚げ御膳をお願いしました。

旨塩唐揚げ御膳

旨塩唐揚げ御膳

お料理が運ばれてきました。大きめの、からっと揚がっていそうな唐揚げがあります。小鉢はレバーとお新香、スープは鶏ダシですね。サラダもあります。唐揚げに添えられたキャベツとサラダで、お野菜も採れますね。

ん?

まずはスープからいただこうとして、違和感に気がつきました。

レモンです。厚いです。半分です。まさかの、半分レモンです。唐揚げ、大きくて個数もありますが、いくら何でも半分は多すぎではないでしょうか?お酒のレモンサワーだって、これだけついてきたら驚きます。メニュー名を「レモン半分生搾りレモンサワー」として、普通のレモンサワーと差別化が出来そうです。

旨塩唐揚げ

旨塩唐揚げ

まずはそのまま、唐揚げをいただきました。からっと揚がっていて、ジューシーです。ほんのりと塩味がします。そしてレモンを搾ってみると、塩味と酸味が引き立て合って、こちらもおいしい。衣は薄くて最小限で、油の重い感じはありません。

形が不揃いなのは、あえてなのでしょう。広がった皮はパリッとしています。特に、塩味が合いました。身はふっくらとジューシーで鶏のうま味を感じます。一緒に食べても、別々に食べても、それぞれの味が違うので味の深みを感じます。

2個ほどは、あえてレモンを多めに搾りました。皮がめくれたところにたまるほど絞れました。ぱりっとしていた唐揚げが、しっとりするほど。塩唐揚げならぬ、レモン唐揚げです。酸味はさっと消えて、鶏肉の脂を引き立てました。確かに最初は酸っぱくて、好みは分かれそうですが、あと3回ほど力の限り絞ってかけていただきました。

レモンは、きっと偶然だったのでしょう。お店の方のウッカリか、お店の食材の都合かで、サービスだったと推測します。めったに出来ない味付け、ラッキーでした。

そのまま食べても、レモンをちょっと付けても感じたのは、味付けは最小限で、鶏のうまさで食べさせるということ。なるほどと感じた唐揚げでした。

小鉢もおいしかったです。レバーは味が濃いめで、お新香は野菜の酸っぱい風味で、スープは、好みからはやや鶏ダシが控えめですが、それぞれがよい口直しになります。サラダは特にトマトが印象に残ったのですが、野菜のカット具合が食べやすく、こちらもお新香やレモンの酸味とは違ってさっぱり。唐揚げを食べた罪悪感を減らしてくれます。

お会計について

お会計について

なお、このお店は、お支払いはテーブルで行います。席を立ってレジを探さないよう、ご注意下さい。

とり囲(とりかこい)
ジャンル:焼鳥
住所:東京都中野区中野5-56-15

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