麺彩房のつけそば

中野の逸品グランプリに納得な、おいしいつけ麺

先日いただいた、麺彩房のつけそば(¥750)です。お値段が同じなので中盛りにしてもらいました。

麺彩房

麺彩房は、中野ラーメンフリークであれば必ず耳にするお店ではないでしょうか。とても有名です。ですが、JR中野駅からはやや距離があります。そのため、これまでは機会に恵まれませんでした。ようやく訪れることが出来ました。

お昼を過ぎた時間であったためか、既に店内に列が出来ています。列に並ぶと、その後もあっという間に7人ほどが集合するほどの盛況ぶり。噂に違わない人気店です。

少々待って、お料理を出していただきました。

麺彩房のつけ麺

早速いただいてみますと、何といっても麺がおいしい。あつ盛りにしなかったので、冷水でしめられていたためか、中太麺は歯ごたえが抜群でコシがあります。茹で具合が抜群です。

スープは見た目表面に脂の膜が張ってあり、オイリーな印象がありますが、これも裏切られました。魚介系の風味と出汁が突出しており、さっぱりしています。さっぱりさは極々存在感があるお酢のためでしょうか。油分で余計に麺につけ汁が絡み、おいしさを助長していると思いました。

具も秀逸。特にチャーシューは、太く四角錐状にカットされていますが、見た目よりも柔らかく、そして味の染み具合が絶妙です。濃くもなく、薄くもなく、お肉本来の味とタレの味が両立していて、柔らかさもちょうど。一見固そうですが、ホロリと崩れます。味付けの絶妙さはメンマも同じで、確かにメンマの味はするのですが、決してスープと麺を邪魔することなく、かといって存在感がないのでもない、ちょうどよいという表現がぴったりな加減になっています。後でスタッフに聞いたところ、メンマを増量するのが通な食べ方とか。納得の味付けです。

率直に申し上げて、好みとはやや違います。麺はもう少し太く、スープは魚介の風味が控えめでお酢も薄く、メンマはもう少し大きく、チャーシューはブロック状のものが好みです。そんな個人の好みすらも越えた、最大公約数的な万人受けするつけ麺。ロケーションが厳しいにもかかわらず、行列店となっているお店の理由。拝見しているブログが自信を持っておすすめしている理由がわかりました。

店内のポップによると、つけ麺は中野の逸品グランプリを受賞したとのこと。グランプリ受賞にふさわしい、文字通り逸品なつけ麺です。

★お店情報:東京都中野区新井3-6-7、03-3386-2327、11:30-15:00、17:30-20:30、日祝11:30-20:00、定休・月

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