いつも通りの外見の、薬師 丸長で、つけそば

西武新宿線を利用することがありました。そこで、久しぶりに薬師丸長へ行ってみました。西武新宿線新井薬師前駅南口改札を出て数秒歩くと、趣のあるのれんに出会えます。このビル、丸長の他にも薬師の大番、がんこ一徹、そして富士そばといろいろなラーメンが食べられる拠点なのです。

薬師丸長

薬師丸長

しかし、訪れたときにはやや寂しい感じになっていました。角の惣菜店と、丸長の隣の古本店が閉店しています。新井薬師前駅に来れば一目瞭然ですが、駅を中心に大がかりな工事が行われており、その影響であることは明らかです。

決して広くない店内は、座れて6人くらいでしょうか。カウンターの奥に座って、メニューをチェックします。…。迷うことなく、定番メニューのつけそばをお願いしました。このつけそば、店内のポップによると

昭和40年代から提供している やくし丸長の昔ながらのシンプルで さっぱりしたつけそばです

薬師丸長 店内のポップより

というメニューです。

中野のラーメンシーンでは、つけそばと呼ばれることが多いと感じる、つけ麺。丸長は大勝軒と並んでつけ麺が誕生した頃から提供しているパイオニアであるとのこと。

見た目は確かに、古き良きつけそばという感じ。

薬師丸長のつけ汁

薬師丸長のつけ汁

ですが味わってみると、見た目の印象とは逆に、古くなくて新しいですね。酸味は抑えられていて、キリッとした醤油だれの味があります。いわゆる「つけそば」の中でも、味がハッキリしていて濃いです。

具は、ぐっと煮固められた歯ごたえのあるチャーシュー。そして丸長の特徴である、玉ねぎがアクセントになっています。

薬師丸長のつけそば

薬師丸長のつけそば

つるっとした麺がよく合います。麺は、自家製麺とのことで、時々太さが違うものが混じっているのが楽しいです。

調味料も色々と用意してあるのですが、あえてそのままの味で楽しみました。

薬師丸長の調味料

薬師丸長の調味料

古いのに新しい、つけそばです。

このエントリーを見て気になった方は、是非お早めに、お店に足をお運び下さい。多くの方に味わっていただきたい、今や一大ジャンルとなった「つけ麺」の黎明期の味を伝えている、古いのに新しい、つけそばなのです。

薬師 丸長
ジャンル:つけ麺、ラーメン、焼きそば
住所:東京都中野区上高田3-41-6
電話:03-3386-1809
営業時間:11:00-14:00、17:30-19:30
定休日:日曜日

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